スナックは気軽にお酒を楽しめる場所として人気がありますが、常連客や従業員にとって、あまりにもマナーの悪いお客さんは悩みの種であり、嫌われるリスクがあります。
また馴染みのスナックで嫌われる客認定されると、お店全体で共有され、痛客認定されてしまいます。いくらお金を払っている立場といえど、キャストに心の底から嫌われてしまえば、会話を避けられたり、冷たい態度を取られること必至です。
そこでこの記事では、スナックで嫌われる客の特徴や嫌われない方法について解説していきます。これを読めば、スナックのキャストから優遇される立ち位置が手に入るはずです。
スナックで嫌われるお客さんの特徴
スナックで最も重要なこと、それは「キャストから嫌われないこと」です。本来、お金を払っている立場ですからキャストに嫌われるなんてそうそうないこと。
それなのに嫌われるというのはやはり自分の振る舞いに問題があるということです。
スナックに通う際には、他のお客さんや従業員に迷惑をかけないことが重要です。そこでまずはスナックで嫌われる客の典型的な発言や行動を紹介します。これらを知っておけば、自分が不快に思われることなく、楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
①ドリンクを飲ませない
「ドリンクを飲ませない」これは嫌われる客の最大の特徴と言えます。スナックの女の子たちはお酒を一緒に飲むことで、ドリンクバックをもらったり、安心して接客の時間が楽しめるようになっています。
またお店によってはドリンクノルマがあったり、あるいはノルマがないお店でもママやオーナーから「ドリンク飲みなさい」と言われたりする場合があります。つまりドリンクをケチるお客さんはキャストの立場としても接客をしたくないのです。
そのため、女の子にドリンクを頼まないお客さんは嫌われる傾向があります。特に長時間座って話しているにもかかわらず、何も飲ませない場合は印象が悪くなるでしょう。
②お触りがひどい
スナックは大人の社交場ですが、お触りは厳禁です。
お金を払っているのはあくまでお酒やキャストとの会話、カラオケなどを楽しむ料金であり、お触りをしても良い訳ではありません。
体に触れるような行為は、女の子に不快な思いをさせるだけでなく、トラブルの原因にもなります。お触りはどんなお客さんが相手でも嫌がられる行為であり、初見が好印象だったとしてもお触りをした時点で痛客認定されます。
女の子は基本的に嫌がるので、それらのサインを見逃さないことが大切です。
③説教をしてくる
お酒が入ると気が大きくなり、説教を始めるお客さんがいますが、これも嫌われる原因です。人は説教するときには快楽物質が流れると言われています。
それでも普通の感覚の人なら説教したくなっても理性で抑え込んだり、冷静に対処しようとします。しかし説教が我慢できない人は、逆らえない立場の人間を見ると自制心で抑えきれないのです。
これは説教以外で自分が満たされる瞬間がない人であると考えられます。つまり特定の誰かに対して不満があって説教しているのではなく「常に説教できる相手を探している」ということです。
スナックの女の子たちはお客さんと楽しい時間を共有するために働いているため、説教や上から目線の話をされると気分を害します。スナックはお説教の場ではなく、楽しい会話をする場であることを忘れないようにしましょう。
もしついつい女の子を説教するのがやめられないのなら、それはどのお店に行っても嫌われてしまうかもしれません・・・
④他のお客さんに絡む
スナックでは、他のお客さんとの距離感も大切です。
スナックでは他のカウンター席やテーブル席のお客さんと絡むことはよくあります。しかし、それはあくまで二人で意気投合して盛り上がっていたりした場合です。
相手のお客さんが絡む気がないのに執拗に絡んだりする行為は「この人ウザいな…」と思われてしまいます。またお客さんから「あの人、絡んでくるから嫌なんだよね…」なんて申告されることもあり、その瞬間に痛客として認定されてしまいます。
他の席のお客さんにしつこく話しかけたり、絡んだりするのは迷惑行為にあたります。他のお客さんに不快感を与えると、店全体の雰囲気が悪くなるため、特に気をつけなければいけません。
⑤自分のことを好きだと勘違いする
スナックの女の子は、お客さんに楽しんでもらうために親しみやすく接していますが、これを自分への好意と勘違いしてしまう人がいます。
例えば「えー、彼氏いないんですね！欲しいとか思わないんですか？」なんて恋愛について聞かれるとつい自分に興味があるかのように感じてしまうかもしれません。
しかし女の子たちはプロの接客業であり、恋愛感情で接しているわけではありません。またすぐに勘違いすると「この人、恋愛経験少ないんだろうな…」と思われるでしょう。
お店での会話はあくまで接客の一部であり、あなたが心地よく過ごせるように配慮してくれていますから、それらとプライベートでの本音をごっちゃにしないように気をつけましょう。
女の子が本当に好きになった場合の行動についてはこの記事で解説しています。
⑥店外の誘いがしつこい
スナックの女の子を食事や飲み物に誘うこと自体はよくあることですが、しつこく誘うのはNGです。なぜなら接客する立場の女の子は、誘われる度にお客さんを不快にさせないように配慮しながら断らなければいけないからです。
もちろん絶対に誘うなと言う訳ではありません。あくまで誘う時は軽めの一言で誘って、一度断られたらそれ以上しつこく誘わないようにしましょう。
無理に誘うと、女の子だけでなくお店の評価にも悪影響を及ぼすことがあります。
もし誘うなら同伴やアフターなどから始めるようにして、たまにプライベートで軽くご飯に誘ったり、遊びに誘う程度にしておくのがおすすめです。
執拗な誘いをするのは痛客認定をされる可能性大なので気をつけてください。
⑦会話する気がない
スナックはコミュニケーションを楽しむ場所です。
会話をする気がなく、ただ座っているだけのお客さんは、女の子からも他のお客さんからも冷たい目で見られることがあります。
スナックの女の子の中には会話がそこまで得意でない子もいます。そこで会話が続かない状態が続くとあなたに対して苦手意識が芽生えてしまうことも。
お客さんが思っている以上に会話ができなくて悩んでいる女の子は多いのです。
特に避けたい行為は「特定のキャスト以外に話しかけないなどの態度を取ること」です。
スナックに通う際にお気に入りの女の子がいることって多々あると思いますが、その子が付いてくれないことに文句を言ったり、あるいは他のキャストが付いた時に悪態をつく行為は間違いなく嫌われます。
⑧お会計が終わってるのに中々帰らない
お会計が終わってもダラダラと居座るのは、他のお客さんやスタッフに間違いなく嫌われます。
キャストの立場としてお会計が終わったからといって「もうお会計終わったので帰ってください」なんて声は掛けられませんが、内心は間違いなく「早く帰れよ」と思っています。
なぜならお会計が終わっている以上、ドリンクをもらうこともできなければ、かといって帰るまで他の席に接客に行くのもやりづらいからです。
お店のルールや雰囲気を尊重し、適切なタイミングで帰ることが大切です。滞在時間を延ばしすぎると、他のお客さんにも迷惑がかかることがあります。
スナックで女の子から嫌われない方法
スナックで気持ちよく過ごすためには、女の子に好かれることがポイントです。このセクションでは、スナックで女の子に嫌われないための基本的なマナーや心構えについて説明します。
①ドリンクを気前よく飲ませる
スナックでは女の子がドリンクを楽しむことができるかどうかが、お客さんとの接客に影響します。
なぜならドリンクを飲ませることでキャストは「ドリンクを飲んで」と急かされることもないですし、ドリンクをもらうために気を使ってお願いする必要もなくなるからです。
気前よくドリンクを注文してあげることで、女の子も喜び、会話が弾むことが多いです。もちろん無理のない範囲で良いので、相手にドリンクを頼むようにしましょう。
できれば女の子が接客しに来た段階で「飲んでいいよ」と言ってあげると喜びます。もし予算に上限があれば最初の段階で「○○円くらいで飲みたいんだけど」と伝えると、お店側もコントロールしやすくなります。
実は予算を伝えたほうがお客としてもお店側も「この予算なら確実に払えるんだな」という安心感に繋がるのでおすすめですよ。ただし予算が安すぎるのは嫌がられるので、キャストドリンクを含めた範囲内の予算を伝えるのがおすすめです。
②清潔感のある身だしなみを心がける
清潔感のある身だしなみはどんな場でも好印象を与えますが、スナックでも例外ではありません。
不潔な服装や体臭は、相手に嫌悪感を与える可能性が高いです。毎回清潔な格好でスナックを訪れるように心がけましょう。
スナックに行く時に清潔感に気を配る男性は意外と少ないので、気遣いができるだけでかなりの好印象に映るのは間違いありませんよ。
③お店の雰囲気を壊さない
スナックは、リラックスした雰囲気を楽しむ場所です。
大声を出したり、他のお客さんやスタッフに迷惑をかけるような行動は避けるべきです。他の席で会話をしている最中に無理やり割り込んだり、他のお客さんを他のお店に無理やり飲みに誘うような行為はかなりの確率で嫌われます。
お店のルールやマナーを守ることで、女の子からも好かれる存在になれます。「この人が来ると安心する」くらいの存在になることを心がけましょう。
④話をよく聞いてあげる
スナックでの会話は、一方的に話すのではなく、相手の話をよく聞くことが大切です。相手が話しやすいように質問をしたり、相槌をうつことで、女の子もリラックスして楽しい時間を過ごせます。
女の子にとって自分の話を聞いてくれるお客さんは少ないですから、聞く姿勢があるだけでも特別な存在に感じられるでしょう。
⑤しつこく口説かない
女の子に対してしつこく口説く行為は、嫌われる原因になります。
なぜなら女の子にとって口説かれるという行為は日常茶飯事であり、「ああ、またか…」という気持ちになりやすいからです。
そもそもの話をすると口説いて落とせるくらいの状態であれば、もうあなたのことを好きになっています。口説いても上手く交わされる時点で恋愛対象ではない可能性が高いです。
相手が嫌がっているサインを見逃さず、距離を保つことが大切です。過度なアプローチは控え、自然な会話を心がけましょう。
女の子との距離が縮まってきたサインについては以下の記事を参考に判定すると良いでしょう。
⑥他のお客さんにも配慮する
スナックでは、他のお客さんに配慮することが必要です。
他のテーブルに迷惑をかけるような行為は控えるべきです。また、他のお客さんに対してもリスペクトの気持ちを持つことで、より良い雰囲気を作り出すことができます。
会話をする時も相手の話を聞いたり、相槌を打つ程度にして、サラッと会話をする程度にするのが良いでしょう。
⑦酔いすぎないようにする
酔いすぎると、他人に迷惑をかける行動をとってしまうことがあります。
特に吐いたり、泥酔して席で寝たりすると、お店側がウンザリしてしまいます。つい楽しくなってお酒の量が増えたり、どんどん飲んでしまう気持ちはわかりますが、周りがまったく見えないほど飲んでしまうのはおすすめできません。
あくまで正気が保てる範囲でお酒を楽しむことが大切です。酔いすぎて失礼な行動をとると、女の子や他のお客さんからも嫌われてしまいますので注意をしましょう。
⑧カラオケの順番を守る
スナックではカラオケをよく歌う人がいますが、あまりにも連発で入れたり、割り込んだりする行為は控えましょう。
他の人が待っているにもかかわらず、何度も歌おうとする行為は嫌がられることが多いです。公平に順番を守ることで、みんなが楽しい時間を過ごせます。
スナックでは他のお客さんもいるという事実を忘れないようにしましょう。
まとめ
スナックではマナーやルールを守った範囲で楽しむことが大切です。ママやキャストを不快な気分にしたり、他のお客さんにしつこく絡んだりする行為はどのお店でも嫌がられます。
反対に余裕のある対応ができるお客さんはどのお店に行っても好かれます。場合によってはこちらが誘わなくてもママや女の子側からアフターに誘ってくるケースもあります。
なぜなら余裕のある男性はキャストに対して下手な勘違いもしないし、アフターに誘ってもサラッと帰してくれるケースが多いので、楽しいし気が楽なのです。
スナックではお金を払っている立場ですから、本来はお店側が楽しませることが大切です。それなのにお金を払っている側が紳士に振る舞ってくれると、キャスト側は「いつもよくしてくれるからこちらも良くしてあげよう」と思ってくれやすいです。
神客認定されることはお互いにメリットが大きいので、常に相手の立場を理解しようとするスタンスを心がけてみましょう。結果的にママや女の子たちからあらゆる面で待遇が良くなるかもしれませんよ。
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