「スナックに行くのは金の無駄」と感じる人がいる一方で、なぜ男性はスナックに通うのか?疑問に思う方も多いでしょう。金銭的に余裕があるわけでもないのに一回一万円以上もかかるスナックに通っている姿を見ると「バカらしい!」と怒りが湧いてくることもあると思います。
しかしスナック通いをしている男性のすべてが破産している訳でも、お金を無駄にしているわけではありません。人によってはスナックやキャバクラを仕事の糧にしていたり、上手くストレス発散をして次の仕事につなげたりすることもあります。
つまりスナックにいって女性とコミュニケーションを取る行為は、彼女や奥さんとお酒を飲むのとは目的がまったく違うとも言えます。
ただ「この浮気野郎が!」と思う気持ちは重々わかりますので、ちゃんと線引をしているのか?本当は女性とワンチャンヤリたいだけではないのか?については見極めが必要です。
そこでこの記事では「スナックにお金を使うのはもったいない」という意見を元に、逆にスナックに行くことのメリット、そしてお金を無駄にしないための方法について深掘りしていきます。
スナックがお金もったいないと感じる人の意見
スナックに対して「お金がもったいない」と感じる理由は様々です。
飲みに行くなら居酒屋に行けばいいし、交流が目的ならバーに行ってマスターと話せばいいじゃんと思ってしまいますよね。なぜわざわざ女の子のいるお店にいるのか?と思うと浮気を疑ってしまう気持ちもでてきます。
ここからは「スナック通いが無駄」だと感じる人の意見を見ていきます。
①料金が高い
スナックの料金が高いと感じてしまうからです。スナックに普段行かない人にとって、一度の利用で一万円以上もかかるお店に行くのって意味がわかりません。
それにスナックは
- 飲み放題60分で3,000円~4,000円
- ボトル制でセット料金4,000円~(氷や割物で追加料金)
が一般的ですが、女の子のドリンクは別料金なので、お酒をたくさん飲んで氷や割物を交換したり、キャストドリンクが多かったりすれば料金は高くなります。
そして気づけば一万円以上の会計になることが多いのです。自制心がある男性なら予算を決めて通うこともできますが、お酒が入るとついつい財布が緩くなってしまい、お金を使ってしまう男性は多いです。
居酒屋やバーのお会計の感覚で考えている人にとって、スナックの価格設定は高いと感じるでしょう。居酒屋行けよ!
②別の女に金を払うのが許せない
スナックの女性スタッフと会話を楽しむためにお金を払うことに抵抗感を覚える人もいます。特に、家族や恋人がいる場合、「他の女性にお金を使うこと」が心理的な障害となり、無駄だと感じる原因になります。自分の大切な人以外にお金を払うことが無意味だと考える人にとっては、スナックの出費は許容できないものです。
③飲んだ後に何も残らない
スナックでの体験は一時的なものであり、また身のある話をすることは少ないため「なにも身に残らない」という意見もあります。
正直な話、スナックで本音が飛び交うことって少ないです。なぜならスナックのママや女性達はお客さんを楽しませるために接客をしているため、本音では否定的でも肯定してくれるからです。
つまり会話も「自分が楽しむための場」であり「後に何も残らない」と感じる人にとっては、お金を無駄にしたような気分になるのです。目的がないように見えるスナック通いはお金を無駄だと感じさせることになるでしょう。
スナックに通う男性の本音|本当の目的とは?
スナックに通う男性にはそれぞれの理由があり、決して単純な「飲みの場」としてだけではなく、精神的なリフレッシュや社交の場としての価値を見出しています。
ここでは、スナックに通う男性がどのような思いを抱いているのか、その本音に迫ります。
①女性に話を聞いてもらいたい
スナックの魅力の一つは、女性スタッフとリラックスした雰囲気で会話ができることです。スナック通いをする彼女や奥さんの意見としては「自分には使わないのになぜスナックの女に金を使う?」かと思います。
しかし彼女や奥さんには気を遣って自分の話したいことを口に出しづらい面もあります。特に彼女や奥さんの方が立場的に上だったりするとなおさら気兼ねなく話すのは難しいでしょう。
家庭や職場では話しにくい悩みや愚痴を、他人であるからこそ気軽に話せるという男性も多くいるのです。それにスナックの女性はお客さんに楽しんでもらうのが仕事なので、どんな話でも否定したり、話を遮ったりすることはありません。
心の中に溜まった不満やストレスを発散する場として、スナックが貴重な存在となっているのです。
②疲労やストレスを癒やしてもらいたい
日常生活や仕事で溜まった疲れやストレスを癒やすためにスナックに通う男性も多いです。スナックに通いつめる男性の特徴として「自分を肯定してくれる人がいない」というものがあります。
普段から周りに褒めてくれたり、飲みや食事に行ける女性がたくさんいるような男性がスナックにハマるでしょうか?もちろんたまには行くかもしれませんが、依存したりお金がなくなるほど通うことはないでしょう。
スナックでは普段は接することができないようなママや若い女性スタッフと楽しく会話することができます。自分を肯定してくれる女性と話すことは、疲労やストレスを軽減することに繋がります。
誰にも気を使うことなく話すという経験が「癒しの場所」として役立っているのです。
③女の子を落としたい
スナックの女性スタッフに恋愛感情を抱き、「この子を落としたい」という気持ちで通う男性もいます。
スナックで働く女の子は男性に気持ちよく飲んでもらうのがお仕事であり、スキンシップも一つのテクニックです。ですが中には女性からのスキンシップを脈ありと思ってしまい、ガチ恋をしてしまうことがあるのです。
しかしスナックの女性の脈ありは一般的な女性との脈ありサインとは大きく異なります。詳しくは以下の記事にて。
スナックでの会話や接客を通じて、女性との距離を縮めようとするのは、恋愛や人間関係の一環として考えている人もいます。
ただし、このような期待が叶うことはごくごく稀であり、特に「ハマっている」という状態で叶うことはほぼありません。
実際には「お金を払って楽しむ場」であり、接客を受けている立場であることを忘れないほうが良いでしょう。
スナックに行くメリット
「スナックなんて金の無駄」という意見がある一方で、スナックに行くメリットがあるという意見もあります。
ここからはスナックに行くメリットについて解説していきます。
①交流が増える
スナックでは、他のお客さんとも自然に会話が生まれることが多く、新しい人間関係を築く場としての役割も果たしています。たとえば飲みに行って知り合った人が、営業先で一定の役職があったなどのケースも考えられます。
単なる営業マンよりもよく飲みに行く仲の良い営業マンの方が重宝される可能性は高いです。常連になれば他の常連客との交流が広がり、仕事上でプラスになることも考えられるのです。
②ストレス発散になる
まずスナックに行くメリットは何よりストレス発散です。
日々のストレスを解消する場として、スナックは非常に効果的です。仕事や家庭のストレスを一時的に忘れ、リラックスした雰囲気で過ごせるため、多くの人が「心の休息の場」として利用しています。
③ママや女の子と親密になることもある
これは彼氏や旦那を持つ女性にとってメリットと言えるかはわかりませんが(汗)
スナックの特徴は、ママや女性スタッフとの距離が比較的近いことです。頻繁に通うことで、彼女たちと信頼関係が築け、親密になることもあります。たとえば自分が悩んだ時に電話をしたり、気軽にご飯に行ける関係性になることもあるでしょう。
もちろんそれは男性が魅力的な人間であり、お店全体で信頼されているケースのみですが、人間関係を重視する人にとって、この点は大きな魅力と言えます。
スナックに行くデメリット
スナックに行くデメリットは、多くのスナック通いをする男性が思うよりも大きいかもしれません。特に頻繁に通っている男性は以下の意見を聞き入れることが必要と言えるでしょう。
①お金がかかる
スナックに通う大きなデメリットは、やはり高額な料金です。スナックと一言にいっても色んな料金体系があり、年配のママが切り盛りをする店もあれば、若い女の子が中心な場合もあります。
詳しい料金体系は以下を見てください。
特に若い女の子が多いお店ほど高くなったり、あるいは男性が通い詰めることが多いです。スナックに頻繁に通うと出費がかさみ、家計に負担をかけることも少なくありません。
しっかりと計画を立てないと、貯金を下ろしたり、クレジットカードでキャッシングをしてまで通い詰める羽目になりかねません。
②依存してしまう恐れがある
リラックスできる場所である反面、スナックに依存してしまう恐れもあります。
特に、ストレスが溜まるたびにスナックを訪れるようになると、習慣化しやすく、抜け出せなくなる可能性があります。毎週決まった日に一定の予算で通っているならまだしも、どんどん行く頻度が上がっている場合は要注意です。
自制心が効かないタイプの男性はどんどんお金を注ぎ込んでしまう恐れがあるため、強制的に通えない状態をつくった方がいいかもしれません。
③体調を崩してしまうこともある
飲みすぎや遅い時間までの滞在が続くと、体調を崩すリスクも増します。特に深夜2時~3時をすぎるような場合や、さらに朝帰りになるような飲み方をすると夜型になるリスクが上がります。
- 大量の飲酒
- 夜型の生活
これらは自律神経が不安定になったり、寝起きが悪くなるなどのリスクが増えます。頻繁に夜遅くまで飲み続ける生活は、体への負担が大きくなるため、健康に悪影響を及ぼすでしょう。
スナックにはデメリットだけでなく、目的がハッキリしていればメリットになることもあります。これらを考慮しながら通う必要があるでしょう。
スナックでお金を無駄にしない為にできること
スナック通いを楽しむ一方で、お金を無駄にしないためにはいくつかの工夫が必要です。ここでは、スナックに使うお金を活かしつつ楽しむ方法を提案します。
①仕事の活力にする
スナックでの時間を仕事やプライベートの活力を得るための場として活用することが大切です。欲望を抑えることはたしかに節約にはなりますが、日頃の活力をも抑え込んでしまうことになりかねません。
男性によってはスナック通いが楽しみで、そのためなら仕事なんていくらでも頑張れる!という人もいます。仕事の糧になる楽しみがスナックならば、それはプラスの影響も大きいのです。
適度な頻度で通い、リフレッシュできることで、日々の業務に集中しやすくなります。
②モテる努力をする
スナックを活用してモテる努力をしてみるのもおすすめです。男性にとって若い女の子にモテたいという欲求はすさまじいものがあります。その欲求が時にねじ曲がってしまうと「金払ってんだからやらせろ」「触ってもいいだろ」というセクハラに繋がることもあります。
本当の意味でモテるためにはスナックを通じて女の子の趣味や考え方、男性のタイプなどを知ることで、モテる男性像に近づいていく必要があります。
スナックに通うだけではなく、自分自身の魅力を高める努力をすることで、より有意義な時間を過ごせるでしょう。
会話術や清潔感、さらには自分を磨くことによって、女性スタッフだけでなく周囲の人からも好感を持たれるようになります。
③滞在時間を決める
スナックでお金を無駄にしないようにしつつ、最大限のメリットを得るには「時間を決める」ということが大切です。ママや女の子と仲良くなるためのコツ、それは「ポジティブな感情を与え続けること」です。
スナックに長く滞在しすぎるとかならず「雰囲気が盛り下がる瞬間」が来てしまいます。お客の立場なら盛り下がっても気にしませんが、女の子からすると「もう話すことないどうしよう…」と悩ませてしまっていることが多いです。
つまりネガティブな感情を与えてしまっているのです。
それよりも1~2時間で盛り上がったタイミングで「あ、時間だからお会計するね」といって切ったほうがポジティブな感情のまま帰ることができます。
女の子から「ねえねえもうちょっといてよ~」と言われてもサッと帰ったほうが自制心があるように見えるし、経済観念のアピールにもなります。
そして滞在時間が短めの方が予算が少なくて済むので、行ける回数も増えます。特にスナックでは色んなお客さんが来るため、あまり頻度が低いと忘れられてしまいますから、週一くらいで通えるとベストです。
つまり接する回数が増えて仲良くなりやすいということですね。これはすべての異性に対して言えることです。
ただし彼女や奥さんがいる立場では自重することを忘れないでくださいね。
スナック通いは本当にお金の無駄?それとも価値ある出費?
スナック通いは確かに高額な出費が伴いますが、それを「無駄」と感じるか「価値ある投資」と感じるかは個人の価値観、そしてどう活かすか?という部分です。
通って終わりでは浪費になるかもしれませんし、活かそうと思えばそれは価値ある投資になります。
ストレスを解消し、精神的なリフレッシュを得るためにスナックを利用することが有益だと考える人にとっては、価値ある出費となります。一方で、費用対効果を重視する人にとっては、スナックにただただ通うことは無駄だと感じられるかもしれません。
まとめ
スナックは確かにお金がかかる娯楽ですが、その分リラックスできる場を提供してくれます。
何を得たいか、どう楽しむかによって、スナック通いが無駄な出費かどうかは異なるでしょう。
大切なのは、自己管理をしっかり行い、スナックでの時間を楽しむ一方で、無駄遣いにならないよう心掛けることです。自分にとってのスナックの価値を見極め、有意義な時間を過ごしましょう。
コメント