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飲み屋の女性は性格悪い?性格が変わる理由や水商売のメリット・デメリット

スナックやキャバクラ、ガールズバーなどの飲み屋で働く女性は「性格が悪い」と言われることが多いです。

こういった声は男性客から聞くこともあれば、水商売を経験したことがない男性、女性から言われることも。飲み屋だって同じように仕事をしているはずなのに、なぜ水商売ばかり言われるのでしょうか?

そして実際のところどうなのか、気になるところですよね。

そこで本記事では水商売で働く女性の性格について偏見が生まれやすい理由や、その実状について解説してみました。

飲み屋の女性が性格悪いと言われてしまう理由

水商売で働く女性が「性格が悪い」と思われるのには、いくつかの理由があります。それは飲み屋の仕事特有の理由が隠されています。

①ストレスが多い

飲み屋で働く女性たちは、深夜までの仕事や男性客の対応によってストレスを抱えることが多いです。昼職にストレスがないという訳ではありませんが、キャバクラなどの飲み屋では男性客からアプローチを受けることが多いです。

またそのアプローチが紳士的ならまだしも、お触りをしてきたり、ストーカーまがいの行為をしてくることもあります。スナックやキャバクラはあくまで接客として男性にサービスを提供しているのであって、仲良くなりたいから話している訳ではありません。

しかし男性客の多くは「アフター」や「ホテル狙い」などの下心を持っているため、それらのストレスが積み重なり、男性への不信感によって性格や態度に影響を与えるのです。

水商売では男性からの理不尽な発言・要求に対して、冷静に対処しなければいけませんからね。

こうしたストレスが続くと、どうしても男性に対して人当たりが厳しくなったり、感情のコントロールが難しくなったりすることがあります。これは、性格が悪いというよりも、職場環境からくる影響といえるでしょう。

実際に水商売をやめて昼職になった瞬間に穏やかになるケースは多々あります。

②自己防衛のため

水商売の仕事はOLなどの仕事とは異なり、お酒が入った男性に対する接客業です。お酒が入った男性の中には暴言を吐いたり、キャストに抱きつこうとしたり、見送りの際にしつこくホテルに誘ったりすることもあります。

こうした環境に身をさらされていると、自分を守るために相手を突き放すような行動を取らざるを得なくなります。

また同じ店とのキャストと競争になったりお客の取り合いになることもあるため、自分で身を守る力がないと潰されてしまうことも。一般的な職場でも派閥が生まれたりすることはよくありますが、飲み屋はより強い派閥関係が生まれやすいのです。

そして自分の身を守るために相手を突き放したり、あえて冷たい発言をする姿が「性格悪い」と映ってしまうのかもしれません。

③印象だけで決めつけられてしまう

水商売で働く女性の印象を表面的に決めつけられている場合があります。

例えばテレビやYoutubeなどで30万円のシャンパンを入れてもらったりしている姿を見ると、「うわ、きっと男を金にしか見てないんだろうな」と思われることもあります。

また飲み屋で働く女性は、仕事上のキャラクターを演じることが多いです。営業や接客トークをする中での顧客に媚びるように見える態度が、表面的には「偽り」や「冷たさ」と映ってしまう場合があるのでしょう。

しかし、これはあくまで業務上の役割としての振る舞いであり、実際の性格とは必ずしも一致しません。顧客の期待に応えるために、自分の本来の性格を抑えて接客をしていることも少なくないのです。

飲み屋で働くと性格が変わるのはなぜ?

飲み屋で働いてる女は性格悪いというのは実は多くが誤解で、正しくは「飲み屋で働き始めると性格が変わる」が大半です。

これは男性客との接客や厳しい環境に置かれることによる変化といえるでしょう。その理由について詳しく解説します。

①人間不信になりやすい

水商売で働くと、様々な価値観を持つ人々と接する機会が増えます。これにより、他人への対応力や考え方が変わり、性格にも影響を与えることがあります。

例えば「お前のことが本気で好きなんだ」と言っていた男性が彼女持ちや既婚者だったり、どの店でも同じ発言をしていたなんてこともザラです。また黒服が見ている時はやたらと紳士に振る舞うくせに誰も見てない時にお触りをしてくることもあります。

そして同じお店で働くキャストと揉めることもあります。よくあるのは新人の若いキャストがベテランキャストの指名客を気に入ってしまい、ベテランキャストから嫉妬されるなど。

男性客の中には「若い女の子が大好き!」という人もいるため、ベテランキャストにない若さを持つ新人に嫉妬してしまうのです。

こういった人間の本性の一部を目の当たりにすることによって「周りは全員敵」などのこじれた価値観が植え付けられてしまうのです。

②男性に対する価値観がこじれる

水商売では男性に対する価値観がこじれることがあります。水商売はお酒を飲んだ男性客への接客をしますが、お酒を飲んでいる過程で本性が現れることがあります。

たとえば

  • セクハラ発言が増える
  • お触りが増える
  • しつこくプライベートを誘ってくる
  • お酒を飲ませまくって潰して持ち帰ろうとしてくる

など、あの手この手を使ってお気に入りの女性に近づこうとするのです。女性はそれらの男性客から身を守らなければいけません。

しかし男性客からの歪んだアプローチを受け続けることで「所詮どいつもこいつも浮気するし、下心しかないんだろうな」など、男性への価値観が歪められてしまうのです。

異性に対しての警戒が強くなることで、性格が冷たく見えたり、ドライに映ったりすることもあるでしょう。

③身を守るため

水商売では、自分のみを守ることが重要なスキルの一つです。自分を魅力的に見せることが大切であると同時に、勘違いしてしまう男性から身を守る必要があります。

この相反する仕事をこなす過程で強くなっていくのです。

そのため、他の人と比較しても自己主張が強く、性格が変わったように見えることがあります。しかし、これは仕事上のスキルの一部であり、実際の性格とは異なることが多いです。

性格というよりも水商売に必要な考えや価値観を身につけた結果とも言えるでしょう。

水商売で働くメリットとは?

飲み屋の現実の話を聞いてしまうと、やっぱり性格悪いってことに変わりないのかな…と思うこともあるかもしれません。

水商売で働くことには、短期間での高収入やスキル向上といったメリットがあります。

①短期間で高収入が得られる

スナックやキャバクラ、ガールズバーなどでは短期間で高収入を得ることができます。昼間のバイトなら1300円でも夜なら2000円~3000円になることもあります。

またドリンクバック、ボトルバック、指名バックなどバックが増えてくると更に給料は上乗せになります。

水商売は短い期間で高収入を得られるので、効率よく稼ぐことができるのがメリットです。

②自分の魅せ方がうまくなる

飲み屋を経験することで自分の魅せ方が上手くなります。水商売の仕事では男性客から本音をぶつけられることが多々あります。

それは外見だったり、接客態度であったり、対応力であったりと様々です。飲み屋ではそれらへの対応力が求められるため、乗り越えて行くことで自分の魅せ方が身についていきます。

このスキルは、水商売を辞めた後でも異業種で役立つ場面が多く、他の接客業においても人に好かれるスキルとして使えるでしょう。

③人脈が広がりやすい

水商売では、いろんなタイプのお客さんと接する機会があるので、通常では出会えないような人々と知り合えることがあります。それは社長さんであったり、アーティストであったりすることも。

こうして広がった人脈がうまく活用できればビジネスやプライベートで役立つこともあります。なんだかんだ男性はお気に入りの女性には優しいので、ビジネスとして交渉すれば上手くいきやすくなるでしょう。

ただし距離感を間違えると色恋沙汰になりかねないため、注意が必要です。

水商売で働くデメリット

一方で、水商売で働くことにはデメリットもあります。スナック・キャバクラ・ガールズバーなど飲み屋で働くことでどのような弊害があるのでしょうか。

①夜型の生活になる

水商売で働くとかならず夜型に生活になります。夜型の生活を続けていると睡眠が浅くなったり、疲れが取れにくくなったりします。

また仕事が終わったあとに我慢できずに夜食を摂ったりすることもあり、疲労が取れにくい原因となります。そもそも夜型の生活は自律神経が乱れやすく、不安やストレスが増えやすくなります。

朝型だったら自己管理がしっかりしていた人でも、夜型になったら乱れたなんてよくある話です。生活リズムが乱れると、免疫力が低下したり、精神的に不安定になることもあるため、長期間の勤務には相応のリスクがあるでしょう。

②人間関係のトラブルが多い

水商売は男性客やキャストとのトラブルになることが多いです。これは昼間の仕事と比べてもダントツに多いかもしれません。

男性客とのトラブルとしては「俺と付き合えよ」「店の前で待ってるから」などガチ恋客に悩まされたり、キャストとのトラブルでは「あいつが私の客を取った」「あいつ絶対枕してるよ」などの根も葉もないうわさ話に悩まされたりします。

こうしたトラブルを避けるためには、柔軟な対応力と忍耐が必要となり、人間関係に疲れることも少なくありません。

③将来のビジョンが描けなくなる

水商売の仕事は長期的なキャリア形成が難しいと感じる人も多いです。

たとえばキャバクラでは20代前半、後半、30代と年齢を重ねる中で「もう潮時だな…」と感じる時期がかならず来ます。からだ的にもキツイし、若さだけで乗り切れる年齢でもなくなってきたと肌で感じてくるからです。

水商売はお世辞にもキャリア形成をする上でおすすめな職業とは言えません。なぜなら次のキャリアを描くのが難しいからです。黒服のように幹部というポジションはありませんし、もしキャリアアップをするなら経営者になるしか道はありません。

そもそも水商売の女性に対するキャリア形成は不十分なケースが大半なため、将来について考えれば考えるほど不安になりやすいのです。

このような理由から、将来のビジョンが描きづらいでしょう。

④体力的・精神的に負担がかかる

夜労働やお客さんへの対応による疲れとストレスがどんどん溜まっていきます。そもそも毎日のようにお酒を飲む仕事はお世辞にもからだに良いとは言えません。

疲れとストレスに加え、外見は身だしなみは常に整えておかなければいけませんし、お客さんに暗い顔を見せる訳にもいきません。

こうした長期間の疲れとストレスは、からだの健康に悪影響を及ぼす可能性がでてきます。特に精神的な負荷が高い場合、燃え尽き症候群やストレス関連の問題を抱えることもあるため、定期的なケアを行う必要があるでしょう。

まとめ

「水商売で働く女性は性格悪い?」という疑問について解説しました!

スナックやキャバクラ、ガールバーなどの水商売ではたらく女性には多くの偏見や誤解があります。性格悪いと言われる原因の多くは「仕事で必要なスキルが身についた結果」にあるもので、元々の性格が悪いからではないでしょう。

色恋沙汰になるリスクがある水商売では、距離感を保ちつつ接客をしなければいけません。その距離感を保ったりする姿が突き放すように見えたりして、性格が悪いと言われてしまうのでしょう。

また水商売ではたらくことを考えている場合はメリット・デメリットを把握した上で選ぶことが大切です。短期間で高収入が得られるということは、それだけ心身ともに負担がかかるということでもあります。

こうしたメリットとデメリットを正確に理解し、偏見を持たずに客観的に捉えることが大切になるでしょう。もし男性客として、水商売ではたらく女性を好きになったとしたら、そういった側面も含めて受け入れてあげる覚悟が必要です。

飲み屋の女性の本質を見抜き、内面を見てあげることで、意中の女性を射止めることもできるかもしれませんよ。

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