スナックの同伴で手を繋ぐのはあり？手を繋ぎたくない時の対処法も解説

スナックの同伴はお客さんをキープする上で大切な役割です。

同伴をすることで距離を縮めたり、確実にお店に呼ぶことができるため、お店・女の子双方にメリットがあります。お客さんとしては同伴をしてデート気分を味わいつつ、女の子との距離を縮めるチャンスとなっています。

この同伴では「手を繋ぐ」という行為が発生することがありますが、手を繋ぐという行為にはメリット・デメリットがあります。また、どうしても手を繋ぎたくない場合には事前に対処法を知っておくことが重要です。

そこでこの記事では、スナックでの同伴時に手を繋ぐことについて、その背景や対処法について詳しく解説します。

スナックの同伴で手を繋ぐことはよくある？

スナックの同伴で手を繋ぐことはよくあることなのでしょうか？地域やお店によって異なる部分ではありますが、一般的な業界の考え方について確認してみましょう。

【結論】同伴で手を繋ぐのはあり

スナックにおける同伴では、地域や店舗によって決まりはありますが、一般的には女の子がOKだったらありです。

もちろん手を繋ぐのがありと言っても法律上で決まっていたり、お店側で「手を繋ぎなさい」と言われているわけではありません。あくまで女の子が了承すればありということです。

たまに繁華街などを歩いていて女の子とお客さんらしき男性が手を繋いで歩いているシーンを見かけますよね。あれは女の子の了承を得たうえで手を繋いでいるか？あるいは女の子が断りきれなくて手を繋いでいる可能性が考えられます。

いずれの場合でも明確なルールで定められている訳ではないので、女の子から了承を得たかどうかが焦点となります。

【注意点】お客さんとの関係性によって異なる

また同伴中に手を繋ぐかどうかは、お客様との関係性によるところも大きいです。

たとえば、常連のお客様であれば手を繋ぐことが自然な流れとして発生する場合もありますが、初対面やまだ距離が縮まっていない段階では、手を繋ぐことに躊躇することもあるでしょう。

またお客さんによっては手を繋ぐことで「俺に気があるのかな？」と勘違いさせてしまうことがあり、距離を縮め過ぎることにはリスクがあります。距離を縮めることは大切ですが、やり過ぎるとガチ恋系のトラブルに遭う危険性が高まるので注意が必要です。

スナックの同伴で手を繋ぐのはあり？メリットを解説

スナックの同伴中に手を繋ぐことはそもそもありなんでしょうか？結論からお伝えすると「狙いがあってやっているならあり」と言えます。ではどんなメリットがあるのか？について解説しましょう。

①距離を縮める

同伴で手を繋ぐことで距離を縮めることができます。

手を繋ぐことは、相手との距離を縮める有効な方法です。同伴という一対一の特別な時間の中で、軽く手を繋ぐことでお客様との距離が一気に縮まる場合もあります。特に、親しみや信頼感を感じてもらうためには効果的です。

キャストにとっては仕事でも、お客さんにとってはプライベートな時間と認識しています。ここでプライベート感を演出する方法として手を繋ぐという行為をするならありかもしれません。

ただし、あまり距離が近づきすぎないようにお客様の反応を見ながら自然に行うことが重要です。前述しましたがガチ恋はトラブルの元になるため、注意が必要です。

②特別感を与えることができる

同伴中に手を繋ぐことで他のお客さんとは違う特別感を与えることができます。

男性のお客さんがキャストに対して感じたい欲求が「特別扱いされている」という感覚です。

男性なら一度は「他の人にはこんなことしないよ」と言われて嬉しくなった覚えがあるかもしれません。男性は女性から特別扱いされることは嬉しく感じるため、手を繋ぐことで特別に扱われていると感じるかもしれません。

手を繋ぐという行為に限らず、特別感を演出することはお客さんを喜ばせるうえで有効な手段となります。

スナックの同伴で手を繋ぐデメリット

同伴で手を繋ぐのはメリットもありますが、メリットがあるものにはデメリットもつきものです。ここからは同伴でお客さんと手を繋ぐデメリットについて解説していきます。

①ガチ恋されてしまう

お客さんからガチ恋されてしまうリスクが高まります。

スナックで同伴の際にお客さんと手を繋ぐ行為は、相手によっては特別な感情を抱かれる可能性があります。ガチ恋されるかどうかは、相手の性格や感受性、関係性の深さによりますが、手を繋ぐなどの身体的な接触は、感情を混乱させたり、誤解を招く場合があります。

あまりに感情が高まってしまうとホテルに連れ込もうとされたりするなどのリスクも高まります。

もし仕事としての距離感を保ちたい場合は、過度なスキンシップを避けることが賢明かもしれません。逆に、相手が誤解しないように、最初に線引きを明確にすることも重要です。

②勝手に恋人扱いされてしまう

スナックなどで働いていると、勝手にお客さんから恋人扱いされてしまう可能性はあります。

特に、接客中にフレンドリーで親しみやすい態度を取ると、感情移入が強くなり、お客さんが特別な関係だと勘違いしてしまうことがあります。

たとえば言葉遣いや態度、体の接触をコントロールすることで、プライベートな関係ではなく、仕事としての関係性を明確に示すことができます。また、もしお客さんが恋人のように接してきた場合は、丁寧にその誤解を解くことが必要です。

スナックの同伴で手を繋ぎたくない時の対処法

時には、スナックの同伴中に手を繋ぎたくない場合もあるでしょう。その場合、どのように対応すればよいのかについて、いくつかの方法を解説します。

①まずは肯定する

まずは手を繋ぐということに対して肯定しましょう。

手を繋ぎたくないと思うと手を振りほどいたり、やめて欲しいというお願いしようと考えることもあるかもしれません。しかしお客さんとしてキープをしたいなら、ちゃんと嫌ではないということを伝えたほうが効果的です。

• 「手を繋いでくれたのは嬉しかったよ」
• 「手を繋ぎたいって思ってくれるなんて嬉しいよ」

という肯定から入るようにしましょう。

②理由を丁寧に説明する

手を繋ぐことを避けたい場合は、その理由を丁寧に説明することが大切です。

理由に関しては個人的な理由よりはお店のルール上、難しいという方が交わしやすいかもしれません。

「お店のルールに従いたい」「他のお客さんに見られると怒られる」など、相手に納得してもらえる理由を伝えることで、トラブルを避けることができます。

直接的な断り方ではなく、相手の気持ちを尊重しつつ説明することで、円滑なコミュニケーションを保つことができます。お客様も、理由が明確であれば無理に手を繋ごうとは思わないでしょう。

もしお客さんとして長く来て欲しい人なら「○○さんだから言うんだけど」「誰にも言わないで欲しいんだけど」なんて言葉を置いてから伝えると、お客さんも協力的になってくれるかもしれません。

③笑顔で断る

軽いジェスチャーや笑顔で手を繋ぐことを控えることも有効です。

不機嫌な様子で断ると相手を不快にしてしまう恐れがあるため、「ねえねえ、奥さんに怒られちゃうからやだ～」なんて伝えてみるのが良いかもしれません。

仮に男性客が「ええ、いないよー」と言っても「嘘だー、絶対いるもん（笑）」なんて言って交わせば乗り切れるかもしれません。

また、笑顔を見せながら軽い言葉で断ることで、相手に不快感を与えることなく、自分の意思を伝えることが可能です。重要なのは、お客様との関係を壊さずに自然な形で断ることです。

スナックの同伴に腕組みはあり？

同伴では手を繋ぐという距離の縮め方の他に腕組みがあります。腕組みとは男性の腕を抱えるようにして一緒に歩いたりすることです。

この腕組みの効果をご紹介しましょう。

①疑似恋愛効果

やはり腕組みの最大の効果は疑似恋愛です。

男性にとって若くてキレイな女性とカップルのように腕を組んで歩くのは優越感に浸れる行為です。

女の子にとっては同伴出勤でも、お客さんにとってはお店以外のところで二人で会って食事をしたりするのは立派なデートです。腕組みをすることに喜びを感じてくれるタイプなら、今後も積極的に同伴してくれるかもしれません。

もちろん付き合う気はないでしょうが「その気にさせる」という意味での効果はしっかり期待できるはずです。

②おさわりを防ぐ

あえて腕組みをすることでおさわりを防ぐということもできます。

お触りとはお客さんが女の子のからだをベタベタと触る行為ですが、このお触りは店内だけの話ではありません。むしろ同伴で二人きりの時間を狙ってお触りをしようとしてくるお客さんもいます。

そのため、あえて腕組みをすることでお触りを防ぐのです。

まとめ：スナックの同伴で手を繋ぐのはあり？手を繋ぎたくない時の対処法も解説

スナックの同伴で手を繋ぐことは、手を繋ぐことで距離が縮まる一方で、無理に接触する必要はなく、適切な距離感を保つことが大切です。

また、手を繋ぎたくない場合でも、理由を丁寧に説明したり、お店のルールに従って対応すれば問題ありません。

最も大切なのは、お客様との信頼関係を大切にし、リラックスできる雰囲気を作ることです。この記事を参考にして、スナックでの同伴をより楽しい時間にしてください。